再訪 「Fujiya1935」
夏に訪れたばかりなのに
また来てしまいました。
「Fujiya 1935」
どーして再訪することになったか、と言うと
こちらのお店、今年もミシュランの3つ星を獲得した、と
新聞に掲載されていたからです。
丁度その時、今年の結婚記念日のディナーはどこにするかを考えていた アタシ達。
「ただでさえ予約が取りにくいのに
ますます取れなくなってしまうワ」
今なら今日、新聞に載ったばかりだから何とかなるのでは、と
すぐさま 予約。
何とか予約を取ることが出来ました。
待合室でしばらく待機。
なんか、もったいないような
コチラには“ワインセット”という
便利でお得なメニューがあります。
今回も迷わず、ご注文
最初は、モチロン泡モノ。
スペインのカヴァ。
「今年も無事に記念日が過ごせて
何よりですネ。」
“天然舞茸とマッシュルームの粉”
平たく言うと
舞茸の唐揚げなんだけれど
衣がマッシュルーム!
しょっぱなから驚かされます。
舞茸は、とても香りがよく
マッシュルームの細かい粉で
衣はサクサク
右:“オリーブのパン”
ピスタチオのマシュマロは前回も登場したお料理。
オリーブのパン共々、気軽に手でつまんで食べられます。
でも、お味もアイディアも“気軽”ではありません。
実によく考えてあるワー
ところで、この右側の白い封筒はなんでしょう?
その名も“黄色い紙”。
勿論、食べられます。
ポテトチップのような雰囲気の食感と味。
コチラに来ると、本当に様々なアイディアに
楽しませて頂きます
本当に藁を敷き詰めて火入れを
してあるんです。
これは全然へーき!
先程のソースは生姜味。
フォアグラの燻製なんて初めてです。
甘いサツマイモと生姜風味とが
なんともよく合います。
こんな組み合わせ、どうやって考えるんだろう?
白の最初は、マコンヴィラージュ。
さっぱりしているのにしっかりしている。
おいしいので、イッキ飲みしそうなのを
必死でこらえます(爆)
こういうガラスのお皿に盛りつけられているのに
濃い黄色が“暖かな秋”を感じさせるお料理。
それに、南京のピューレの盛りつけが
パレットに置いた絵の具のよう。
“甘ダイ 菊の花とハーブ”
黄色のソースは菊の花。
甘ダイに直接かかっている
白いソースはアサリのスープを
ソースに使っているそうです。
甘ダイは食べ応えもバッチリですが
おいしいので、あっというまに
平らげちゃった
魚料理と肉料理のつなぎの役割をするパスタ。
カニと黒豆の味って合うのねー!
おいしい!もうちょっと……と思うのに
“ひと口”サイズなのよねー(爆)
柔らか〜いクセのない鴨肉。
赤いソースはちょっと甘酸っぱいような。
そういう時にはワインは赤でしょう、というのに
写真を撮ってない!
なっ…なんでー!?
ちなみに、スペイン2005年ファルゾの赤ワインでございました。
もう大まんぷく!
しかしテンポよくデザート部門に突入!
“青リンゴのメレンゲ”
メレンゲで壊れやすいんだけれど
この様に、手でそっと持って食べます。
爽やかな香りとまんぷくのお腹に優しい
デザート!
“群馬県のコミス バニラのジェラート”
“コミス”って、聞いた事、あります?
これ、洋梨の一種なんですって。
「生産が難しいのですが、生産者の努力で直送していただいてるんですよ。
柔らかくて、ラ・フランスよりずっと密度が高くて、おいしいですよ」
ひと口食べてみて
「ホンマや!」
秋らしい、枯れ枝を模したチョコレートやバニラジェラートとからめて食べて
尚一層、おいしい!
ちょっと普段は食べられない高級クダモノをいただきました
“ワインセット”のラストを締めくくるのは
自家製のリキュールです。
“レモン”“ハーブ”“ブルーベリー”“すぐり”
の4種類から
は“すぐり”。
は“ハーブ”。
きゅーっと効く味!
イイネ!
そしてリキュールは、デザートにも
とてもよく合います。
“栗のプリン ラム酒風味のコーヒーゼリー”
右奥の黒い箱には、ちゃんと焼き栗がはいっているんです。
今回もデザートプレートには
“結婚記念日おめでとうございます”
の文字。
“”マークも!(爆)
「いやー、こんなエエ歳の夫婦で、ええかいな」
でも、嬉しいものですね。
“fujiyaのボンボンチョコレート”
これも前回もいたたいたオリジナルチョコ。
今回もエスプレッソと共にいただきました。
帰り際には、シェフが自らお見送りして下さいましたので
「いつも味も視覚的にも感動させていただいてます。」
と正直な感想を述べさせていただきました。
ほんと、いい意味でミラクルな時間を過ごすことが出来る場所だと思います。