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14:50:35
22

文化の秋 その3 名演奏の宵

yym1.jpg

「文化の秋」に相応しい
コンサートに行って参りました。

ヨーヨー・マさんの
チェロリサイタルが11月9日
大阪は「ザ・シンフォニーホール」で
行われました。


yym3.jpg
今年は、東京と大阪、1カ所ずつのみ。


大阪は、「ザ・シンフォニーホール開館30周年記念記念コンサート」の一環としてのリサイタルです。

チケットはいつもの様に電話予約制。

「じゃ、あと、お願いネ

自分は会社だから電話できないワ、と、
ややこしい事を涼しい顔で押しつけて行ったものですから
仕方ない、image_20121121020619.jpg namida2_20121117195340.jpg ワタクシは、固定電話とケイタイを両手に戦闘開始

すると、なんと言う事でしょう〜

運の悪い時は2時間以上頑張っても繋がりませんが
この時は20分ほどで繋がったじゃありませんか!

ゲットできた席は、4列目のど真ん中!
もっと前も取れたのですが、あまり前でも見上げる形で首がしんどいし
音も広がりません。

image_20121121020619.jpg 「よかったや〜ん!」

yym2.jpg
一時ほどのブームが落ち着いたから
早く繋がったのかしら、と
思っていましたが
当日ホールに行くとさすがの人気。

老若男女問わず
続々とホールに入って行く人々。
バックサイドの席には空席が
若干あったものの、
正面席は補助席も出て満席!



ひろんちゃんは昨年のオーケストラとのコンチェルトを運良く聴くことが出来ましたが
image_20121121020619.jpg 私は2010年に東京で聴いたっきりです。

本当に久しぶり、さらに期待感が高まります

独特の歩き方でチェロを抱え、にこやかな笑顔をふりまいて登場したヨーヨーさんは
あまり大きく変わられてない様子。
キャサリンさんは髪型だけじゃなくて、色も変えられたかな?

《第1部》
ストラヴィンスキー:「イタリア組曲」
Ⅰ 序曲 Ⅳ タランテラ
Ⅱ セレナータ Ⅴ メヌエットとフィナーレ
Ⅲ アリア

3つの小品

ヴィラ=ロボス(ホルヘ・カランドレリ編曲):「アルマ・ブラジレイラ」

ピアソラ(山本京子編曲):「オブリビン」

グアルニエリ(ホルヘ・カランドレリ編曲):「ダンサ・ネグラ」

ファリャ:「7つのスペイン民謡」
Ⅰ ムーア人の衣装 Ⅳ ホタ
Ⅱ ムルシア地方のセギディーリャ Ⅴ 子守唄
Ⅲ アストゥリアス地方の歌 Ⅵ 歌
Ⅶ ポーロ

(3つの小品)の「オブリビン」は確か聴いたことがあると思うのですが
あとは初めて聴く曲ばかり。
そして近現代の作品ですので、もっと聴きづらいかと思っていたらば
どの曲も個性的であるにもかかわらず、実にいい曲ばかりでした。
ストラヴィンスキーの作品は元はバレエ音楽。
ファリャの作品は、声楽曲を、ヴァィオリン/チェロ版にしたもの。
1部CD化(ヨーヨーさんの録音での話)されている曲もありますが、ほとんどはCD未発表。
今後是非とも録音して欲しい作品ばかりでした。

《第2部》
メシアン:「世の終わりのための四重奏曲」より
第5楽章:「イエズスの永遠なることへの頌歌」

ブラームス:「ヴァィオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 0p.108」(チェロ編曲版)
第1楽章 アレグロ 第3楽章 ウン・ポーコ・プレスト・エ・コン・センティメント

第2楽章 アダージョ 第4楽章 プレスト・アジタート

メシアンのこの曲は、なーんとまぁ、もう9年も前に
東京は池袋の芸術劇場でのプログラムにあったもので
当時、CD(ヨーヨーさんの録音のものではありません)をようやく探して予習。
あまりの地味さと難解さにただ、ひたすら、曲が終わるのを待つのみ、みたいな
感想が残っていましたので、今回もそうなんだろうなぁとちょっと諦めに似た気持ちでおりました。

んが、しかし!

前回とは全く違った印象を持ったのです。
ナゼなんだかはよくわからない
この単調な旋律、しかも、暗い音色で奏でられるこの曲が
じつにじつに心に染み入るというのか。

今回は席がステージと近かった為、ヨーヨーさんのちょっとした動き、
またチェロの細やかな音色がより身近に感じる事が出来て

image_20121121020619.jpg 「まるでサロンで聴いてるみたいだったねー

と言い合っていたのですが、そのせいもあるかと思います。

でも、東京の芸術劇場の時も確か前の方の席だったんだけどなぁ。

image_20121121020619.jpgnamida2_20121117195340.jpg 大人になったんですかね?(激爆

第1部の曲も大好きなものばかりでしたが
image_20121121020619.jpg ワタクシ的にはこの曲が今回一番、心に残った曲となりました。

ブラームスは聴いていて安心できる1曲。
でも曲自体は、難易度が高い、さすがはクラッシックの正統派の実力がないと演奏できないことを
目の当たりにさせられた演奏でした。
ピアノのキャサリンさんの腕も見事

大きな大きな歓声と拍手とスタンディングオベーションとに包まれて
お約束のアンコールです。

image_20121121140202.jpg
エルガー:「愛のあいさつ」

ジスモンチ:「クリスタル」

サン=サーンス:「白鳥」


「コンバンワ」

アンコール1曲目を演奏するために座った途端、
ヨーヨーさんがマイクなしで、日本語で挨拶されました。

「シンフォニーホール30周年、おめでとうございます。
 この偉大なホールのために、エルガーの“愛のあいさつ”を演奏します。」

ここは英語でしたので、多分、こういう事を言ってたんだろうな、と思うんですよ。
(めちゃ、ええかげん

「愛のあいさつ」は大好きな曲!
ヨーヨーさんの演奏はメロディックでロマンチック
涙こぼれそうになるほど素敵な演奏でした。

しかし、独自の解釈でのメロディーの揺らし方が大きいこと!
あれは、ピアノ伴奏のキャサリンさんがちゃんと息を合わせるようにしているのでしょう。

アンコール曲だけをとってみても、ヨーヨーさんがクラッシックだけでなく
ブラジル音楽・ラテン音楽も今後もレパートリーとして続けていかれるんだろうな、と
解る内容でした。

何度も手を振って、キャサリンさんと挨拶しながら
ステージをあとにしたヨーヨーさんでした。
ナゼだか今回は、バック席の方をよく振り返って手を振ってらっしゃいましたね。
お知り合いでもいたのかも

偶然にも ひろんちゃんのチェロの先生とバッタリ!

後日

「素晴らしかったですよねー! ヨーヨー・マ!」

普段は特にヨーヨーさんのファンでもなく、
この日もたまたま行けなくなった友人から回ってきたチケットだったそうですが

「やっぱり“オーラ”がすごかったし、テクニックも物凄いし・・・!
   それに“人柄”を感じさせる演奏でしたね。」

先生のようなチェロのプロ演奏者ならきっと聴き所なども違うと思いますが
正直な感想なのだそうです。

先程も書いたように、
今回は大変恵まれた席でしたので
視覚的にも楽しめた事が、コンサートに対する充実感や
曲の理解度が大きくなった要因だと思います。
いつもいつもこんな印象ばかりじゃないので
今回は本当に素晴らしいコンサートとなりました

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